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電気毛布の修理

 

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電気毛布の修理

使っていた電気毛布が全然温まらなくなったので分解修理を試みました。

ネジ3本を外してふたを開けます。

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中を見てびっくり。わたぼこりの山でした。他には不良個所は見られませんでした。

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コンセントを挿して、電力計をつないでみましたが、スライダーによるワット数の
変化がみられない。最初最大ワット数50Wになって暫くすると落ちるなど、明らかに
動作がおかしいです。

たまたまコネクタ部分の同じ電気毛布がありました。それを動作させてみました。
消費電力が50Wか0Wの2通りしかないのは、同じ動作でした。単にオン、オフするだけの簡単な作りのようです。ではどうやって毛布の1ー10段階の温度を制御しているのか?


それは、温度センサによるものと思われます。正しく動作する電気毛布では、温かく感じる温度まで上昇するとオフ、暫くして温度が下がって来るとオンと正常に動作していました。(これはあくまで推測です)コネクタは4ピンありますが、外側の1、4ピンのインピーダンスを測ると約1KΩ(温度センサー)内側の2、3ピンを測ると約100Ω(ヒーター電線)ありました。

 

切り分けのために、正常に動いている電気毛布の毛布と、異常な毛布のコントローラをつないでみました。ひざ掛けではなく掛布団用毛布だったので、ワット数が倍くらい流れてすぐ保護回路が働いたのかゼロになってしまいました。その後電源を入れなおすと動いたので動作はするようです。メーカーは違いますが、コネクタ部分は同じG1と言う記号が付いていて、問題なくつながりました。(検証にならなかったです)

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ところが、壊れた電気毛布は、最初はオンになりますが、オフすると、2度とオンしませんでした。また入れ始めた時点で毛布に力を加えるとすぐにオフになりました。どうも毛布の中の温度センサーの部分が壊れているみたいです。壊れた毛布をつないで、電源を入れて、毛布を押すとオフになるので、毛布のなかの温度センサーがやはり壊れているようです。温度センサーのワイヤーを取り出してどうなっているか調べるのは、大変そうだし、もとに戻せなくなるので、ここであきらめて処分します。

 

もう一枚、コネクタの合わない毛布も持っています。スヌーピーのチャーリーブラウンのライナスか。

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たった50Wで、手間いらず。冬の暖房を全て?まかなえてしまう、まさに最強の暖房器具です。部屋が寒い時は、マフラーを首に巻いて帽子をかぶって。部屋全体は別の暖房器具で、温めた方がいいですね。

ではでは

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