DIGITAL LCR METER AD-5823 コンデンサやインダクタ（コイル）の値も測れるテスター

AD-5823

このテスターは普通のテスタでは測れない、コンデンサの容量や、コイルの値も測ることができます。大昔に秋葉原の千石電子で買いました。8000円くらい。

コンデンサやコイルの数値を計測する時には、専用の端子があるので、そこに挿して測定します。それ以外の電圧、電流、抵抗、ダイオード生きてるかの故障診断、導通チェックは、普通のテスタと同じに、テスト棒を使います。その他にもTTLの位置で電圧がTTLレベル0.7V以下なら▽、2.4Ｖ以上なら△表示します。Ｈｚの位置で周波数も４Ｍｚくらいまでなら測れます。TEMPの位置で温度も測定できますが、別売の専用温度センサーが必要です。

ここからが、アンチ・ミニマリスト的ですが、いまだにこのテスタで測れる以下の部品を持っています。大公開。

抵抗

精度が１％のリード線付き1/4W抵抗です。普通のこのタイプの抵抗は精度が５％くらいですが、これは計測器などの精密な回路に使えます。リードが付いているので実験や自作向け抵抗です。

精度1%くらいの1/10Wチップ抵抗です。量産に主に使われます。ワット数は1/2W,1/4W,1/8W,1/10W,1/16Wと、種類があります。抵抗値とその抵抗にかける電圧で流れる電流が決まり、ワット数を超えないように部品を選びます。

チップのサイズもこれは1608(1.6mm x 0.8mm)ですが他にもあります。0603や、0402は、普通の人はハンダ付けは無理かもしれません。

下の白い抵抗は、セメント抵抗と言って、大電力１０Ｗで使える抵抗です。ＤＣ電源を作って負荷テストを行う時に使っていました。

コンデンサ

左から、基板じか付け電解コンデンサ、普通の電解コンデンサ、積層セラミックコンデンサ、チップコンデンサです。電解コンデンサには極性があるので使う時は注意が必要です。

インダクタ（コイル）

大電流に使うコイルです。

小電流のインダクタです。

その他の部品です。いろいろ実験しようと思って買い集めていますが、たまってしまって。コンデンサ、抵抗、インダクタは受動部品と言われてそれとは別に、トランジスタ、ＩＣ、ダイオード、などの能動部品もたくさん持っています。

今はＬＣＲテスタとして安く売られていますね。  

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