ラズパイ4(Raspberry Pi 4) でwebサーバー立上げ2
ネットでググると軽量なnginx(エンジンエックス)を使った例もありましたが、
一般的なアパッチをインストールします。
RW!!GRAPHICWORKSさんによるイラストACからのイラスト
このサイトを参考にしました。途中までしか利用できませんでした。
Apacheインストール
まずRaspbianを更新します。ラズパイではおまじないみたいな物です。
sudo apt update
sudo apt upgrade
須藤(sudo)さんがいっぱい出てきますが、これもLINUXのおまじないみたいなもので、正確に言うと、「ユーザーがスーパーユーザー(superuser、すなわちroot)の特権レベルを利用する際に用いられる」ものです。
次にApacheと関連ライブラリをインストールします。
sudo apt install apache2 -y
次に、Apacheが実行されていることを確認します。
sudo service apache2 status
ちょっと見ずらいですが、緑色のテキストでactive(running)と表示されている場合は問題なし
ダウンしている場合は、
sudo service apache2 start
を実行して起動・再度確認します。
Raspberry PiのブラウザーからWebサーバーが起動したかを参照できます。
http://localhost
SSHを使用している場合は、PCブラウザーからRaspberry PiのIPアドレスを使用します
(例:)http://123.456.789.0
vsftpd(FTP)インストール
PCからデータをダウンロードできるようにするためRaspberry PiでFTPを構成します。
sudo chown -R pi /var/www
sudo apt install vsftpd
vsftpd.confをエディタnanoを起動して修正します。nanoは、windowsのメモ帳と同じ操作感覚で、上下左右キーで移動して、deleteキーで削除、カーソルの位置に文字を入力するとその文字が追加されます。なんで皆viを使うのだろう?
sudo nano /etc/vsftpd.conf
#(コメントと言う意味)が付いていたら外します。
local_enable=YES
write_enable=YES
一番最後の行に下記の1行を追加します。
force_dot_files=YES
修正が終わったら、Ctrl + Xを押して保存して、YとEnterで確定終了します。
最後に、次のコマンドでFTPを再起動します。
sudo service vsftpd restart
標準のデスクトップFTPを使用すると、Raspberry Piに接続できます。
ファイルを/ var / www / htmlにアップロードできるようになりました。
私は、以前インストールしてあった、WinSCPを起動して、パソコンからRaspberry Piに接続できることを確認しました。
Raspberry Pi側のIPアドレスをifconfigで確認します。
piのIPアドレスが192.168.1.5だったのでログイン画面で、前に設定してあった192.168.1.5を選び、変えたパスワードを入力後ログインボタンをクリックします。
「アクセスが拒否されました」と最後に表示されましたが、前回接続した、ラズパイのルートが違っていたため出たようで、次のようにつながりました。見られたくない物をちょっとマスクしています。(^^;
/ var / www / htmlに出来ているindex.htmlがあることを確認できました。
MySQLと必要なPHPコンポーネントをインストールします。
sudo apt install mysql-server php-mysql -y
と、入力したら、パッケージが欠落、廃止、別のソースからのみ利用可能と表示されて、次に進めませんでした。
PHPインストール
少し先の所にRaspberry PiでWordPressサイトをホストする方法があったので、
その中のPHPインストールをやってみました。
PHP自体をインストールします。
sudo apt install php -y
これが完了したら、PHPが機能することをテストする必要があります。次のようにディレクトリを/ var / www / html /に変更します。
cd /var/www/html/
ここで、index.htmlファイル(以前に表示したWebページ)を削除します。
sudo rm index.html
次に、index.phpと呼ばれる新しいファイルを作成します(nanoはデフォルトでインストールされます):
sudo nano index.php
ここで、次のコードのいずれか(またはすべて)を追加します。
<?php echo "hello world"; ?>
<?php echo date('Y-m-d H:i:s'); ?>
<?php phpinfo(); ?>
入力が終わったら、Ctrl + Xを押してファイルを保存して終了し、YとEnterで確定します。次のコマンドが順番に表示されます。
- 「hello world」というフレーズ
- 現在の日付と時刻
- インストール用のPHP情報
Apacheを再起動します。
sudo service apache2 restart
ページを更新して結果を確認します。
localhostで表示が変わったか確認します。
そしてまた同じMySQLと必要なPHPコンポーネントをインストールする所にきましたが、やはり同じ表示がされました。
sudo apt install mysql-server php-mysql -y
パッケージが欠落、廃止、別のソースからのみ利用可能と表示されて、次に進めませんでした。やっぱりだめだった。/(^o^)\ナンテコッタイ
MintMilkteaさんによるイラストACからのイラスト (maria?)
ぐぐりまくって調べた結果、ラズパイ4のOS(Raspbian)のデータベースがmysqlから、妹にあたるmariadbに変わったらしいです。今回は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。次回は、mariadbとWordPressのインストールや設定を行います。これからググります。webサーバーまでの道のりは遠い。ではでは。