ラズパイ4(Raspberry Pi 4) でMariaDBをインストール
相変わらずのんびりやっています。もう2月も最終週になってしまいました。データベースは、仕事でPostgreSQLをちょっと触ったことがあります。ここ2年くらい遠のいていたら、新しいデータベースソフトがラズパイの標準になっていて、びっくりです。
MariaDBの前のMySQLデータベースとPostgreSQLとどちらがいいか比較したことがあったのですが、その時は、MySQLが完全にフリーではない、グレーだということで、PostgreSQLを選びました。今回このMariaDBは、標準装備?みたいで、私的用途なので、配布ライセンスは深く考えずに使おうと思います。ちょっと調べたらGPLv2 だそうでMySQLと同じですね。
今までやってきたこと zb-thinking.hatenablog.com
mariadbインストール
前回以下のコマンドでNGでした。
sudo apt install mysql-server php-mysql -y
以下のコマンドでインストール出来ました。
sudo apt-get install mariadb-server
新しいサイトを参考にしました。
WordPressをラズパイのLAMP環境へインストールする
MySQLの拡張であるphp-mysqlもインストールします。
こんな感じでインストールが終わりました。
mariadbを有効にして起動します。
sudo systemctl enable mariadb
sudo systemctl start mariadb
WordPressのインストール
- cd /var/www/html
- sudo rm *
- sudo wget http://wordpress.org/latest.tar.gz
- sudo tar xzf latest.tar.gz
- sudo mv wordpress/* .
- sudo rm -rf wordpress latest.tar.gz
- sudo chown -R www-data: .
途中sudoさんをいくつか付け忘れてコマンド実行したけど大丈夫だったみたい(^^;
参考までに何をやっているか説明します。linuxのコマンドを知っている人はすっ飛ばしてください。
- cd コマンドでディレクトリを /var/www/htmlへ移動
- rm コマンドで/var/www/htmlの中身を全部削除
- wordpressの圧縮ファイルをhttp://wordpress.orgからダウンロード
- 圧縮ターボールファイルlatest.tar.gzを解凍
- /var/www/html/wordpressに解凍されたファイルを/var/www/htmlに全部移動。
- 圧縮ターボールファイルlatest.tar.gzを削除します。
- 今居るフォルダの全てにwww-data所有権を与える。
mariadbへWordPress用データベースのセットアップ
sudo mysql
MariaDB [(none)]>と表示されMySQL内に入ります。
データベース「wordpress」を作成
MariaDB [(none)]> create database wordpress;
MySQLの新規ユーザーとパスワードの作成
(新規ユーザーzerobaseとしました)(任意で)
(パスワードxxxxxxxxとしました)(任意で)
MariaDB [(none)]> CREATE USER 'zerobase'@'localhost' IDENTIFIED BY 'xxxxxxxx';
MariaDB [(none)]> use mysql;
と「use mysql;」をコマンドすると、
Database changed
MariaDB [mysql]>
と先程のnoneだった部分がMariaDB [mysql]>と変わります。
この後、作ったデータベースにユーザーの権限を割り当てます。
MariaDB [mysql]> select user,password,plugin from user;
WordPressのユーザー名とパスワードを新規作成
もう一度入り直します。
sudo mysql
限を与えます。wordpressデータベースにzerobaseというユーザー
(パスワードはpassword)に使えるように権限を与えています。
MariaDB [(none)]> GRANT ALL on wordpress.* TO 'zerobase'@'localhost' IDENTIFIED BY 'xxxxxxxx';
MySQLから抜けてセットアップは、お終いです。
MariaDB [(none)]> exit
サーバーを再起動してワードプレスの設定に移ります。
sudo service apache2 restart
WordPressの初期設定
ラズパイのWEBブラウザから、http://localhost/wp-adminを入力します。
言語を選択する画面が出ます。日本語を選んで右下の「続ける」をクリックします。
次の画面が表示されるので、左下の「さあ、始めましょう!」をクリックします。
データベース名とホスト名、テーブル接頭辞は既に入っているので、そのままにして、ユーザー名とパスワードを入力します。そして左下の送信をクリックします。
この画面が出るので「インストール実行」をクリックします。
サイトのタイトル、ユーザー名、変えたければパスワード、メールアドレスを入力後に左下の「WordPressをインストール」をクリックします。メールアドレスは、なんでもいいからとにかく適当でいいから入れないと次に進めないようです。
成功すると表示されます。左下の「ログイン」をクリックします。
ユーザー名とパスワードを入力してログインをクリックします。
無事にダッシュボードが表示されました。これでWordPressを記入できるようになりました。これでWordPressの初期設定は終わりました。
今後の予定としては、外部に公開、セットを大容量化して、長持ちするためのセッティングを行っていきます。
などを考えています。やっと終わった/(^o^)\ナンテコッタイ
ではでは。